ニキビの実態

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水着と同じで、古いものだとなんだか悲しい。 サングラスや水着を買うということは、夏を買うのと同じことだものれ。
私はサングラスが好きであるが、似合うものを選ぶのに苦労する。 顔の幅が広いためにJ型だと全く駄目だ。
「そんなことないよ。 ちょっとボクのをやってみなよ」はずしてかけさせてくれた男の人がいた。
かけてふる。 目がはみ出す。
あの時はその場にいた人たちも、一瞬シーンと黙り込んでしまった。 が、私はそれでもけなげに、毎年新しい型のグラスに挑戦するのである。

今年はもちろん中田がやっているのと同じカラーグラスである。 いきつけのショップで、黄色いグラスを見つけた。
かけてみる。 どう見ても似合うとは思えない。
「そんなことないですよ。 Hさんはいろんなタイプをひととおり持っているんだから、今年はやっぱりNグラスじゃなきや」と店員さんが言うので買ってしまった。
うちに帰ってかけてみる。 秘書のHがはっきりとした口調で、「やめた方がいいと思います」と言った。
やっぱりやめておくか。 さて、私は街を歩いていて、サングラスがサマになる人が本当に少ないなあとつくづく思う。

ひと頃に比べれば、ケタ違いによくなったけれども、それでもお手本にしたいなあ、と思うような人はほとんどいない。 私はサングラスが似合うには、ある程度の背丈がなければならないと思っている。
それと顔の迫力であろうか。 もちろん服のセンスがよくなければ、サングラスが浮いて見える。
それよりも何よりも、サングラスをする時に照れは禁物だ。 私などはいつはずそうか、などとびくびくしているので、ますます似合わなくなっているのである。
サングラスをかける時に重要なことは、さりげなさということである。 Sさんの着こなしのように、「たまたまかけていた」という姿勢を持つことだ。
陽射しが強いんだもん、素顔を見せたくないんだもん、人に顔をさらしたくないんだもん…等、考えていくとやはり芸能人にサングラスはよく似合う。 演歌を歌っているオジさん歌手だって、芸能人はサングラスのかけ方がうまい。
なぜなら必然性に満ち満ちているからである。 芸能人とサングラスというのは面白い関係で、あれで顔を隠せるものではない。
それどころか目印になることだってある。